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 学校法人東京女子医科大学 特例子会社

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ハートサービスの挑戦

キャスト対談 第16弾

東京都立足立特別支援学校 丸尾 大樹 先生 × キャスト Uさん



丸:U君、入社してから1年ちょっと経ちますが
  どうですか?
U :最初、社会人としてここに入ってくる前は、
  すごく緊張してドキドキしていた記憶があります。

丸:ドキドキした気持ちで
  入社して1年経ちましたが、
  気持ちの変化はありますか?

U :最初は緊張していて
  気持ちの整理ができていませんでしたが、
  働き始めて2、3か月したら、
  働いて給料を貰うということが
  こんなに楽しいものなのだという気持ちになりました。

丸:働いてお金を稼ぐことが楽しいと思えるのは、
  とても良いことですよね。
  苦しいなと思うこともたくさんあると思うけれども、
  仕事が楽しいと思えるのが、
  仕事をしていくうえで大事なことです。
  足立特別支援学校で3年間学校生活を過ごしましたが、
  高校生の時と今とで、
  気持ちの変化はありますか?

  U :学生の頃は、
   何かと落ち着きが無いようなことが
   あったのに対して、
   会社に入ってからは
   落ち着いた感じに少しずつなってきました。



丸:それを感じているんだね。
  働くことでいろいろな人たちと関わって、
  歳の違う人や立場が違う人から
  学ぶことがとても多い毎日だと思います。
  それをU君が吸収して落ち着きっていうところに
  結びついているのかなと思います。
  先生は会う度にU君の顔つきが、
  だんだん大人になっていくのを感じていました。
  毎日充実して過ごしていることが
  U君の表情からわかりました。
  そういう意味では、
  ありがたい職場で働いていることは、
  すばらしいことですし、
  そこでU君も毎日成長しているんだなと思って
  見ていました。
  今も足立特別支援学校に、
  U君のように卒業したら働きたいという
  生徒がたくさんいます。
  今、社会人として後輩達に
  メッセージを送るとしたら、
  どのようなことを伝えたいですか?

U :学生でいられるのも、
  もう少しの間だけなので、
  卒業するまで思う存分に「学生」っていうものを
  楽しんで欲しいなと思います。

丸:おー、凄いですね、
  コメントが社会人のコメントの気がします。

U :学生だからこそできる思い出づくりなど、
  「やれることをやっておけ!」っていう感じです。

丸:そうですね、
  社会人になると責任がついてまわって、
  いろいろ高校時代と変わることがありますからね。
  でも、高校時代をそうやって過ごすことで、
  きっと卒業をしてから気持ちを切り替えて、
  「社会人として頑張ろう!」という風になれるのかな。
  今度は仕事の話を聞かせてもらいたいのですが、
  現在はどんな仕事をしていますか。

U :業務内容は、大まかにいうと事務です。
  事務っていうと書類の整理や
  制作のイメージがあると思いますが、
  ここの会社は、
  外部から来る郵便物の仕分けや
  会議室の整理整頓と清掃、
  院内の植木などの手入れとかも行っています。

丸:わかりました。
  色々なお仕事をしているのですが、
  その中で楽しいなと思う瞬間はどんな時ですか。

U :そうですね…。
  僕自身が、一人でこつこつとやるのが好きで、
  そういう作業をやった後の達成感が、
  一番嬉しいです。

丸:U君は集中力がとてもあるから、
  一人で没頭すると、
  すごく正確に丁寧に仕事を
  仕上げてくれますよね。
  では、逆に仕事をしていて
  難しいなと思う場面はありますか。

U :苦手な部分ですね。
  苦手な部分…。
  何だろう、
  手順が複雑な業務が一番苦手かなと思います。

丸:覚えるのが大変ですか?

U :覚えるのが苦手なので、
  同じ失敗をしないように
  メモをとって慎重にやっています。


 丸:前に先生が訪問した時に、
   毎日の日記を書くのが
   苦手だということがあって、
   どうするか一緒に考えたけれども、
   U君は自分で考えて工夫をしたんだよね。

 
丸:その結果、結構たくさん書けるようになって、
  今まで課題だったところを
  自分で工夫をしてアイデアを出して
  取り組めたし改善できたこともあったので、
  とても素晴らしいことだと思います。
  U君にはそれだけの力があるし、
  また、良くしていこうという気持ちがあるので、
  周りの人に相談しながら
  ひとつひとつ課題をクリアしていけば
  良いかなと思います。
  最後に、将来の夢を聞かせてください。

U :将来の夢…そうですね…。
  一人暮らしができるようになりたい
  ってことですかね。

丸:そうですか、
  そのためにはお金も稼がなくてはいけないし、
  料理などの家のこともできないといけないですね、
  そのために努力をしていることはありますか?

U :家事は、頼まれたことであれば、
  嫌々でもやっています。

丸:そうですね、
  大人になって最初の目標の「社会で働くこと」は、
  今やっています。
  次の目標の一人暮らしも
  大事なことだと思うし、
  一人暮らしをすると、
  親の有難さや生きていくことの大変さとか、
  また自分と向き合う時間もできるし、
  今より自分を成長させられる良い機会になりますので、
  先生もその夢を応援したいと思います。
  これからも大変なことはたくさんあると思いますが、
  たくさんの人に手伝って
  貰って良いと思います。
  大事なのはU君が夢や希望を持ち続けることです。
  頑張って下さい。

U :はい、頑張ります。


〔協力〕
東京都立足立特別支援学校
http://www.adachi-sh.metro.tokyo.jp/

東京女子医科大学大学ニュース 2015年6月 第747号より

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