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 学校法人東京女子医科大学 特例子会社

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ハートサービスの挑戦

キャスト対談 第14弾

東京都立葛飾特別支援学校 渡辺 浩子 先生 × キャスト Mさん




渡:もうすぐ一年になりますね、
  社会人になってみて、どうですか?

M :4月に入社してそろそろ一年ですけど、
  あっという間だなって思いました。

渡:社会人一年目って、
  本当にあっという間ですよね。
  4月から今までを振り返ると、
  いろんな山や坂や谷があったと思いますけど。

M :学生から一気に仕事という坂を上ったので
  自信がなかったんですけど、
  周りのキャストや指導員さんから
  いろいろ教えてもらって、
  自信を付けました。

渡:自信がなくなっちゃうような
  できごとありましたか?

M :今は郵便仕分けの仕事に良く入ってるんですけど、
  業務の前にちゃんと説明してもらったのに、
  実際にやってみたら全然わからなくて……。
  とにかくいろんな部署や先生の名前を
  覚えないといけないので大変でした。
  でも、だんだんと覚えられるようになってきましたよ。

渡:別のお仕事ですけど、
  先ほど健診キットを揃えて封筒に入れる
  お仕事を見せてもらいましたよね。
  患者さんに直接つながる大切な仕事をしてるんだな、
  って思いました。
  今度から健診を受ける時は、
  Mさんの事を思い出しちゃいますね。
  個人情報を取り扱いますし、
  間違えをしないように作業するのは
  神経も使うし疲れると思うけど、どうですか?

 M :それ、青山病院の業務ですよね。
   全ての仕事に共通して言えるのは、
   ミスが出るとまずいということです。
   そのためにもチームワークが大切だと思っています。
   青山からの依頼は毎月の事なので、
   慣れて気を緩めたりしたらミスも出るので、
   気を緩めないようにして頑張っています。

渡:チームワークはどんな仕事でも大切ですね。
  一人ではミスが出てしまう場合もあるけど、
  みんなで確認し合っていくのは重要です。
  学校時代、Mさんは学級会でも
  リーダー的な存在でやってくれていましたし、
  チームワークを作るのは得意ですもんね。

M :はい、そうですね(笑)。

渡:他にはどんな仕事をしていますか?

M :出張願の入力とか、アンケートの集計、
  他には病院購買課からの
  梱包と配布の依頼が来ています。
  梱包・配布の作業では
  伝票や封筒を扱うんですけど、
  似たようなものもたくさんあるので、
  間違えないように注意しています。
  二人ペアでダブルチェックなどをして、
  間違えないように努力しています。

渡:量も多いし複雑な仕事を
  任されることもありますけど、
  パニックになることはありませんでしたか?

M :そのためにもメモ取りが大切だなって思いました、
  社会人になって。
  メモするだけでなく、
  読み返したりとかして振り返ってます。
  メモはずっと使えるので。

渡:すばらしい!!
  間違えないようにメモを活用しているんですね。
  本当に成長していますよ。
  仕事力が身についたというか、
  学校だけでは身につけられないこともありますからね。
  とても感心しました。
  メモの活用とともに、
  相談をしたりいろんなことを話せる
  指導員さんやキャストの方はいますか?

M :指導員さんもキャストも優しいので、
  昼休憩とかにもお話してますよ。

渡:仕事が複雑だったり神経を使う分、
  不安なこととかも話したり
  相談したりすることは大切ですし、
  リラックスと集中のメリハリは大切ですから
  ぜひ続けていってください。
  本来明るくて楽しい性格のMさんなので、
  さらに輪を広げられると良いですね。
  学校時代に話戻りますが、
  当時の事で今も役に立ってることはどんなことですか?

M :作業学習で学んだ、身だしなみや挨拶、
  返事、報告、メモ取りなどです。
  オフィスワーク班じゃなかったら
  ここまでは学べなかったんじゃないかと思います。
  でもその頃は、
  メモに取ってそのままだったんですよね。
  就職して指導員さんや他のキャストを見ているうちに、
  メモに取ってそれだけで満足して、
  活用が出来なかったら仕事じゃないなって
  思うようになりました。
  覚えてもどうしても忘れることはありますから。

 渡:「Mさんだったら仕事を任せられる」って
   当時の先生もおっしゃっていましたよ。
   そこで基礎を身につけられたのかなって思います。
   メモを取ったり確認をしたりして間違いなく仕事をすることは、
   基礎があるからできることですからね。
   他には行事とかクラス活動とかで、
   友だちと頑張った思い出はありますか?

M :体育祭とかですかねぇ。
  チームワークを学びました。
  仕事もひとりじゃできないですし、
  チームワークやコミュニケーションが
  大事だなって感じています。

渡:なにかひとつのものを作り上げるのに、
  Mさんはいつも輪の中心にいたことを思い出します。
  真面目で一生懸命だから、
  逆にイライラしちゃったりしたこともありましたけど。
  そういう自分をどう調整していくか。
  自分ひとりで焦ってもミスが出ちゃうので、
  他の人のペースも考えながら、
  周りを見る冷静さもだんだん身についていきましたよね。

M :当時は自分の意見ばかり出し過ぎちゃってました。
  それが反省です。

渡:クラスでディズニーに行く計画を立てた時に、
  Mさんが中心になって、
  時間内にたくさんの
  アトラクションに乗る計画を立てましたね。

M :そうですね。
  懐かしいです!

渡:そうそう!
  担任だった西澤先生から
  メッセージを預かっているんですけど、
  いま聞きたいですか?

M :えー!
  聞きたいです。

渡:読みますね。
  「担任として一緒に過ごせた二年間は、私にとって宝物です。
   ジェイ・アイハートサービスというMさんの力を活かせる職場に、
   誇りを持ってください。
   働くということはとても大変だし、
   その仕事を続けることはさらに大変です。
   今までも、壁にぶつかったことは何度もあると思います。
   自分の力や、支えてくれている指導員さん、キャストのみなさん、
   ご家族、友だち、先生もいます。
   そういうみんなの力や自分の力を信じて、
   ひとつひとつ目の前の坂を上っていってください。
   そうしたら、新しい自分に出会えると思います。
   一歩ずつ新しい自分を目指していきましょう。
   応援しています!」

M :嬉しくて涙が出ますね。
  学校時代を振り返るといろんなことがあったけど、
  全ての事が今に活きています。
  大変だったことが、今に活きている。

渡:Mさんは、
  1年生の時はけっこう自由奔放で元気がありましたね。
  2年生になって、落ち着いて
  クラスの中心で活躍する自分を見つけ、
  そこで調整する力を磨けたんだと思います。
  3年生になったら、
  先生たちも「もうMさんに任せておこう」って
  思えるようになりましたもんね。
  いま社会人一年生で、
  不安でいっぱいだったことも
  あったかもしれないけど、
  着実に力がついているので、
  自信を持って自分らしく、
  どんな仕事も頑張っていってほしいです。

M :ありがとうございます。


〔協力〕
東京都立葛飾特別支援学校
http://www.katsushika-sh.metro.tokyo.jp/

東京女子医科大学大学ニュース 2015年3月 第744号より

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